先見者は恥をかき、占い師は顔をあからめ、 彼らは皆そのくちびるをおおう。 神の答がないからである。
その日には、預言者たちは皆預言する時、その幻を恥じる。また人を欺くための毛の上着を着ない。
偽る物のしるしをむなしくし、 占う者を狂わせ、 賢い者をうしろに退けて、その知識を愚かにする。
主なる神は言われる、 「見よ、わたしがききんをこの国に送る日が来る、 それはパンのききんではない、 水にかわくのでもない、 主の言葉を聞くことのききんである。
声をたてずに嘆け。死人のために嘆き悲しむな。ずきんをかぶり、足にくつをはけ。口をおおうな。嘆きのパンを食べるな」。
そこでサウルは主に伺いをたてたが、主は夢によっても、ウリムによっても、預言者によっても彼に答えられなかった。
重い皮膚病の患者は、その衣服を裂き、その頭を現し、その口ひげをおおって『汚れた者、汚れた者』と呼ばわらなければならない。
国々の民は見て、そのすべての力を恥じ、 その手を口にあて、 その耳は聞えぬ耳となる。
あなたがたもわたしがしたようにし、口をおおわず、嘆きのパンを食べず、
われらは自分たちのしるしを見ません。 預言者も今はいません。 そしていつまで続くのか、われらのうちには、 知る者がありません。
サムエルはサウルに言った、「なぜ、わたしを呼び起して、わたしを煩わすのか」。サウルは言った、「わたしは、ひじょうに悩んでいます。ペリシテびとがわたしに向かっていくさを起し、神はわたしを離れて、預言者によっても、夢によっても、もはやわたしに答えられないのです。それで、わたしのすべきことを知るために、あなたを呼びました」。
そこでサウルは神に伺った、「わたしはペリシテびとを追って下るべきでしょうか。あなたは彼らをイスラエルの手に渡されるでしょうか」。しかし神はその日は答えられなかった。
――昔イスラエルでは、神に問うために行く時には、こう言った、「さあ、われわれは先見者のところへ行こう」。今の預言者は、昔は先見者といわれていたのである。――
魔術師らは、はれもののためにモーセの前に立つことができなかった。はれものが魔術師らと、すべてのエジプトびとに生じたからである。
こうして彼らが主に呼ばわっても、 主はお答えにならない。 かえってその時には、み顔を彼らに隠される。 彼らのおこないが悪いからである。
彼らは言った、「さあ、計略をめぐらして、エレミヤを倒そう。祭司には律法があり、知恵ある者には計りごとがあり、預言者には言葉があって、これらのものが滅びてしまうことはない。さあ、われわれは舌をもって彼を撃とう。彼のすべての言葉に、心を留めないことにしよう」。